今回はお客様からよく受ける質問で食事に関することを書いてみたいと思います。
なお一番聞かれるおすすめペットフードについては、
これは飼い主さんの考えとわんちゃんの好み次第なのでパスします。

二番目に多く聞かれるのが「うちの子食べ過ぎじゃないですか?」という質問です。
ここで面白いのがこの質問をしてくる飼い主さんの多くが
どちらかというと痩せているわんちゃんについてだということです。
おそらく体重に神経質になりすぎているのでしょう。

太ってないわんちゃんの場合は、
手であばらや腰回りを触って丸刈りにした時の姿を想像してもらいます。
もしあばらや腰回りの骨が浮いているようなら、丸刈りしたらガリガリな姿になっていることでしょう。
これだと痩せすぎです。
意外とこのパターンが多いのですが、この場合は逆にご飯を増やすことを勧めています。
もちろん太っている場合は運動の増加やご飯を減らすことを勧めます。

たまに聞かれるのが「ご飯を食べない」という質問です。
この質問も太っているわんちゃんに多いです。

わんちゃんが健康な状態でご飯をあまり食べない場合は次のことが考えられます。
おやつ大好きなわんちゃんの場合おやつ待ちをしていることが考えられます。
この場合はおやつをやめることで改善されます。

次に一食の量が多くお腹が空く前に次のご飯になっている。
これは太っているわんちゃんに多いですね。
また年齢とともに食べる量が減っている場合もありますので注意が必要です。
この場合はご飯の量を減らしてあげることで改善されます。

最後に運動量が少なくてお腹が空いていない。
この場合はご飯の量を減らすといいのですが、
パピーの場合は大事な骨格形成の時期なので量を減らしてはいけません。
毎日時間を作って沢山遊んであげましょう。
ボール投げが一番楽に運動量を与えてあげることができ、本能的にも満足します。
また、お散歩も運動と社会経験が増えるので併用しましょう。
ただし少し早足くらいのペースが必要です。
大変ですが1歳になるまでは運動の時間を作ってあげることが大事です。

上記以外でも運動をしているのに食に興味がない場合もあります。
お腹が空けば食べるレベルだといいのですが、ひどい場合ですとどんどん痩せていきます。
対処法としては色々なフードを試して下さい。
通常好みのフードが見つかれば食べてくれます。

食事で大事なことは健康面ですが、喜んで食べてくれることも大事です。
喜んで食べてくれるならそれだけで1日の楽しみが増えることになります。
健康面とわんちゃんの気持ちを考えた食事を与えましょう。

以上はあくまでもぽかぽかハウスの考えです。