久しぶりの初宿泊わんちゃん。
今回は先日書いた接触にちょっと問題があるわんちゃんでしたのでロングバージョンです。

見学時に会った時のイメージはちょっと神経質かなといった感じ。
たまに他のわんちゃんに吠えたりするらしいので、来店したらとりあえず落ち着かせます。
ん、すぐに落ち着きました。
「よし、おりこうさんだ。」
これで興奮のスイッチは入りにくくなったので、先にいるわんちゃんたちと挨拶。
一匹が吠えかかりましたが落ち着いたままです。
「よし、全然大丈夫だ!」
予定では柴犬ちゃんに「吠える必要はないんだよ。」と教えるつもりでしたが、
吠えたわんちゃんに教えてあげる展開に。
うん、思っていたよりもお利口なわんちゃんです。
ですがサークルに入れたら神経質な一面が。
お留守番が苦手そうです。
なので滞在中は簡単なお留守番トレーニングの繰り返しが必要かな。

最初のお散歩はあえて吠えたわんちゃんと一緒にしました。
今回は両方とも最初から落ち着かせます。
ではご対面、穏やかなまま散歩スタート。
ならんで仲良く散歩です。
これは両方にとっていい経験です。
しかし、散歩の終盤に私がミスをしてしまいました。
2匹が並んでいる時に無理な体勢でゴミを拾おうとして
柴犬ちゃんのリードを引っ張ってしまいました。
リードが引っ張られると興奮のスイッチが入りやすくなります。
しかも隣に昨日吠えられたわんちゃんです。
案の定吠えかかってしまいました。
即興奮をとって落ち着かせます。
これが時々他のわんちゃんに見せる態度ですね。

2回目の散歩は我が家のプードルと一緒にしました。
今回はそのまま会わせてみます。
うちのこなら吠えられても問題なしです。
するとプードルに突進!
即興奮をとります。
とり方は簡単です。
気をリーダーの方に向けて後はリーダーが堂々と
気持ちの中で「そんなことしなくていいんだよ」と訴えるだけです。
カーミングシグナルの応用ですね。
怒ったり、大声などは必要ありません。
数秒で終了です。
興奮さえとれれば仲良く散歩に出発です。
エネルギーが余っているのもお留守番に影響してそうなのでいつもより長く50分くらい。
途中大型犬に反応。
反応の段階で興奮を取ります。
あれ、今回はいつもより倍の時間がかかりました。
「あ~~~、結構くせが強いかも」
予想外の反応でした。
再度大型犬登場!
すると柴ちゃん「もう相手にしないよ」とばかりにそばに来て私の顔を見上げます。
再度予想外の素晴らしすぎる反応!!!
偶然かもしれませんが少しづつ進歩はしています。
3回目以降も同じような感じで元気一杯に散歩しましたが省略します。。。

お留守番トレーニングはわんちゃんが穏やかに過ごすためには大事なことです。
今回は簡易トレーニングというか時間的に簡易しかやれないのですが、これを何回も繰り返しています。
鳴いたらすぐに「にここにいるよ」と教えてあげるだけ。
これを繰り返せばそのうちあきらめてしばらくは鳴かなくなります。
また吠えだしたら再度繰り返し。
これだけで今日は昨日より鳴く回数がかなり減りました。
もちろん慣れてきたというのもあるとは思います。
ただしこれは簡単には治らないので根気よく何日も繰り返す必要があります。

それ以外では食事は毎回ペロッと完食。
自由時間には背中をマッサージしてあげると固かったので結構緊張していたようです。
それにまだ環境の変化に少し戸惑っている感じです。

基本的には物凄く性格がよくて頭のいいわんちゃんです。
他のわんちゃんに吠えかかるのも落ち着いていればまったく問題がなく、
攻撃性からではないので安心していいと思います。
欠点は神経質(色々経験させればかなり改善されると思います)なことと、
鼻をあまり使っていないこと。
もっと鼻を使えば他のわんちゃんともコミニュケーションとれやすくなります。
おやつをあげる時手で隠して匂いを嗅がせてからあげるなど、
匂いを嗅ぐ機会を増やすといいでしょう(散歩中は除く)。
しかもまだ若いですからこれから色々経験してどんどん良くなっていくと思います。