今回パピーが続けてきたので簡単にパピーの大事なしつけについて書きたいと思います。
ちなみに今回同日にきたパピーちゃんの大運動会写真です。
速すぎてうまく撮れませんでした
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今回紹介するのは命を守るしつけです。
最初は基本中の基本になる「アイコンタクト」です。
アイコンタクトはこちらからの意思を伝える、犬から意思を伝えるの両方にとって大事なものになります。
またアイコンタクトによってわんちゃんの興奮を抑えられこちらの意思を伝えやすくなります。
教え方は目が合ったら少量のおやつをあげる。
これを繰り返します。
おやつが好きなわんちゃんならすぐに覚えると思います。
これができたら日常生活の中で、ご飯をあげる時目が合ってからあげる、
お散歩に行く時に目が合ったらリードをつけるなど目が合ったらいいことが起きるようにします。

さてここからが大事なしつけです。
一つ目は「待て」です。
もしお散歩の時リードが外れてしまっても「待て」ができれば走り去ることを止められます。
また走りだしたとしても「待て」ができればその場所にとどまってもらうことができます。
もしあなたの愛犬が車道を挟んだ反対側にいたら道路を横断してもらいたくはないですよね。
ウロチョロせずにその場にじっとしてもらうことは大事なことです。

教え方は「アイコンタクト」を利用します。
また「待て」には必ずハンドシグナルをつけて下さい。
遠くからでも判りやすい手のひらを見せるのがいいと思います。
そうすれば道路の反対側にいて騒音で声が聞こえないような状態でも
手のひらを見せれば「待て」をさせることができます。

「アイコンタクト」の教え方では目が合ったらおやつをあげるのですが
今回は目が合ってからおやつをあげるまでの時間を徐々に長くしていきます。
5秒くらい目を離さずできるようになったら「待て」ではじめて「よし」でおやつをあげて下さい。
これができたら今度はおやつを置いて行ってください。
「待て」ができるようになったら徐々に時間や犬との距離を長くしていきます。
あとはお散歩の前やご飯をあげる時などで行って下さい。
またこれを応用すればお留守番トレーニングなどもできます。

次は「アウト」です。
ここではもし食べてはいけない物を口にしてしまった時に口から出させることができるようにします。
特に拾い食いするわんちゃんには絶対に必要なことです。
必要な道具はぬいぐるみ(犬用)です。
まずはぬいぐるみで遊んであげます。
通常ならわんちゃんはぬいぐるみを咥えてきます。
わんちゃんが咥えたらぬいぐるみを動かすのを止めます。
動きが止まればわんちゃんはぬいぐるみを離します。
この時「アウト」と言います。
これを繰り返して最終的には「アウト」で離してもらうようにします。
あとはおやつなどでも口からだしてもらえるようにしていきます。

この他にも普段から身体全体を触っることで「どこを触ってもいいんだよ」と学んでもらえば
病院での触診やグルーミングの時に極端に嫌がることはなくなりますし、
歯が手などに当たったら「痛い!」と言って背を向けて無視することで
「人を噛んだら(甘噛み)いけないんだ」をいうことを学んでもらうことができます。

生活する上で必要なトイレなどのしつけだけでなく命を守るためのしつけなども大事にして下さいね。
成長を楽しみながら根気強くしつけを頑張りましょう